伊達市のアルトリ岬キャンプ場に行ってきました。
噴火湾に突き出した岬全体がキャンプ場になっている絶景のサイト。
無料で時間の縛りもないサイトでは夕日の沈む光景を眺めながらゆったりとした時間を楽しむことができます。
こちらの記事では
- キャンプ場の概要やルール
- 利用の注意点と設備について
- サイトの様子
行く前に知っておきたい「アルトリ岬キャンプ場」の情報をお伝えしていきます。
アルトリ岬キャンプ場 概要
基本情報
■所在
北海道伊達市南有珠町107
■開設期間
4月下旬~10月下旬
料金
無料
アルトリ岬キャンプ場のルール等
【利用時間】IN_フリー OUT_フリー
【管理人】不在
【焚き火】可(焚き火台使用)
【ペット】可
【ごみ】基本無し(有料)
【レンタル】無し
アルトリ岬キャンプ場利用の注意点と設備について
利用の際の注意点
アルトリ岬キャンプ場は無料で時間の制限等も無いキャンプ場です。
したがって予約などの必要もありません。
ただし、キャンプファイヤーをする場合は消防への届け出が必要とのことです。
こちらの注意書きにもありますが、BBQコンロや焚き火をする場合は届け出の必要はありません。
また、岬の先端が全体的にサイトとなっている為、危険な場所が何箇所かあります。
柵などもありますが、簡単に乗り越えられる高さや隙間があるので小さな子供と一緒に行く場合は特に注意が必要です。設備が充実しているわけではないので子供連れには向かないキャンプ場ではありますが。。。(詳しくは後述します)
また、ところどころに木はありますが、日陰は少ないです。炎天下の場合は日よけができない為、タープなど工夫が必要です。
また、岬の先端であることから風が強いことも考えられます。天候を考慮し無理のないキャンプとなるよう心がけましょう。
場内設備について
前項で触れましたが、設備はそこまで充実していません。
必要最低限です。トイレと炊事場。
トイレ
西側に男子トイレ、東側が女子トイレです。
特段、扉とかはありません。青いトタンで多少目隠ししている程度です。
大便器は小便器の左隣りに1つ。もちろん個室ですが、和便器の汲み取り式。
清潔とは言えません。匂いもありますし、トイレットペーパーもなくなっていることがあります。持参しましょう。
写真は控えます。お察しください。
炊事場
炊事場は蛇口が4つで屋根はありません。
ゴミ捨て場
ゴミは基本的には持ち帰りに協力してくださいとのこと。
このゴミステーションを利用する場合は伊達市指定のゴミ袋を予め自分で準備して利用することになります。
アルトリ岬キャンプ場
サイトの様子
アルトリ岬キャンプ場はテントを張るスペースが何箇所かに点在しています。
これは案外現地にいかないとわかりずらいのですが、なるべくわかりやすい様に独自に場所を「上段・中断・下段」と分けて書いていきます。
車は停めれればどこでもという感じなのでオート的に使える場所もあります。下段の車を近くに停めれないサイトを使う際は展望所丘の下あたりに駐車したらいいと思います。
キャンプ場までの道
噴火湾に突き出たアルトリ岬です。
向かいます。
近くに行くとこの看板。
道は徐々に狭くなって、砂利道に変わります。車のすれ違いには気をつけましょう。
ではサイトを見て行きましょう。
まずは上段から
上段
一見、傾斜なのかなっておもいますが、段々になっていて平坦な場所が作られています。
草がボウボウなので分かりづらいですが、頂点から扇状に段々となっています。
ただし草が凄すぎてテントを張るには気が引けます。ここのキャンプ場は雑草が伸び切る前の春とかがいいかもしれません。
丘の奥に海が望めます。
こちらも多少傾斜はありますが、テントは張りやすそう。ただ、あまり大きなテントは難しいです。
ここから更に上に道があります。
プライベートサイト!
座ると草で遮られますが、立つとこの景色。
南側は生い茂って少し海が見える程度です。
中段
中段は2つに分けて見ていきます。
トイレと炊事場の間の広い平坦な①と、岬の奥に位置する少し傾斜のある②としています。
中段①
ここはトイレと炊事場の間の広い平坦な部分。
いっけん駐車場の様にもみえますが、奥の方が草地になっていてテント設営されているかたがいました。
大きめのテントでも大丈夫そう。
中段②
岬奥の中段②は3つに分かれています。
まずは右。
大きな岩の右側にテントを設営して手前に車を停めれます。
そして、左。
炊事場が隣です。
多少傾斜ですが、気にならない程度です。
最後に、奥。
景色はいいけど危ないな。子供は注意ですね。
突然、崖になってる感じなので。。。
下段
この獣道を海側に下りていきます。
まずは上の方。
そして、次は下の方。
北側が一番高くなっています。
北側の一番上のサイトは人気があるからだと思いますが、草は少ないです。
ただし南側にいくと雑草はボウボウです。
座りながら海が望めるのは下の図の丸をつけたあたり。
一番南側は雑草が伸びる夏場は立たないと海は見えません。
今回はこちらにテント設営し利用しましたが、理由はこれ。
テントバックの夕日を撮影したかったから。
ただし、こちらのサイトもすぐ脇は崖です。
オーシャンビューで朝食も楽しめますが、柵は低いので危険。
子供連れは注意ですね。さらに、ここは結構急な坂道を搬入搬出で往復します。
展望所周辺
一番眺めがいい展望所です。
草地は少ないのですが、こちらにも平坦な場所がありテント設営も可能です。※現在はテント設営不可
ただし、キャンプ関係なく夕日を眺めに来たりする方もいますので、テントを張るには少し気が引けました。
サイトと考えるには無理があるかなぁという感想です。絶景ですけどね。
多くの方がテント設営もして楽しんでいるようなので空いていたら選択肢の1つと考えてもいいと思います。
僕的にはないなと思ったのでキャンプ場マップでもサイトとはしていません。
現在この場所はテント設営が明確に禁止となっています。
景観は素晴らしいです。
さいごに
アルトリ岬キャンプ場でソロキャンプを楽しみました。
秘境感がたっぷりあるキャンプ場です。その割に街が近くて便利。岬の先端全体がキャンプ場となっている極めて希少なキャンプ場ですね。
トイレは残念ですが、無料キャンプ場でこれだけの景色が楽しめるのだから、文句は言えません。
それと気になったのは直火をしているだろう直火炉が複数あったこと。ガイドブックなどでは直火禁止になっているのでだめだと思うのですが、確認が必要ですね。
※炭も炉に放置されているのが多かったですが、キャンプ場の注意書きには持ち帰りましょうと書いています。
ファミリーキャンプよりはソロキャンプ向きのサイトです。
今回はファミキャンが急遽却下されソロキャンで行ってきました。夕日を楽しんだ様子などはキャンプ日記に書いていきます。
ということで今回はこの辺で。
では!