景観美がどれだけ人の心に響くか気づいたマルト(@marutopapa)です。
2020年2月。真狩村の焚き火キャンプ場へ行ってきました。
林間サイトでの雪中テント泊。自然と羊蹄山の景観美を存分に楽しめた贅沢なキャンプでした。
そして今回はメスティンを初導入!食事はすべてメスティン料理でまかないました。
景観美とメスティン料理。
こちらの記事はこの2つをメインに綴っていきたいと思います。
1日目
真狩焚き火キャンプ場へ出発
今回は真狩に行くか東川町のアサヒの丘に行くか迷いました。
第一希望はアサヒの丘だったのですが、予約がとれなかったので真狩にしたんです。
真狩焚き火キャンプ場はなっぷという予約サイトを使いますが、ネット予約でちょっとトラブル。
雪中テント泊をする場合RVベースを利用し、オプションでテントサイトをセットします。そのオプションがつけれないのです。
もしかしたらテントサイトは満杯か?とか思って諦め半分でキャンプ場へ電話してみました。結果、予約サイトの設定自体が悪かった様で、すぐに直してくれて予約完了。
ホッとしました。
真狩までは約1時間40分。
チェックインが14:30ですが、電話連絡したときにオーナーさんが「早く着いたら誰もいないかもしれないからその時は設営をしていてもいいですよ。」と言ってくれました。
ということで少し余裕を持って10:00頃に出発です!
途中、南区で買い出しをして、中山峠超え。
真狩が近づきます。
羊蹄山がすごくきれいな道
天気はどうかな?羊蹄山はきれいに見えるかなぁとか考えながら真狩まで向かいます。
天気は良いけど雲が多い日。
途中の道でも羊蹄山は上半分が雲で覆われている状態が続いていました。
それでも、タイミング良く姿を現すときがあり、
こんなに気持ちの良いドライブはそうそう無いですね。
ニセコ方面に向かうときの特権です。
キャンプ場近くまで来ましたが12:30です。さすがに2時間前は早すぎるかなと道草。
道の駅真狩フラワーセンターへ。
トイレも兼ねて寄ったのですが、道の駅の中に入ってびっくりしました。
腰抜けそうになった。
いやいやいや
自動ドア開けていきなりこれはまずいでしょ(笑
知らないと焦る。「熊っ田 熊太郎」って(笑)しかも恵方巻くわえてるし。
剥製を展示するのは良いけど、その場所はビビる。
他にこの道の駅には細川たかし記念館が入っています。それもびっくりしましたが、なるほど地元の英雄なのですね。
真狩村には細川さんの記念碑や銅像などが至るところにある様です。帰りにでも見学して行こうかなとか考えながら約30分。
我慢できずに向かいます。
羊蹄山へ真っ直ぐに伸びる道。
雲が無かったら絶景のドライブコースです。
真狩焚き火キャンプ場にて
予定どおりだれもいない。
かまくらがすごい!
でも、予定どおりだれもいない。
先に設営していてもいいよと言われても、、、
どこに設営して良いものやら。フリーテントサイトはどこ?
考えても仕方がないので、場内を散策。かまくらの中やビニールハウスの中を見学させてもらっていました。
すると程なくオーナーさんがみえて受付です。
おしゃれなカフェバーで支払いを済ませて、駐車場とテントサイトを教えてもらいます。
RVベースに車をとのことですが、電源を使うわけでもないしテントサイトが近い駐車場へ停めさせていただきました。
フリーテントサイトはキャンプ場の右側。
キャンプ場の詳細については別記事で紹介しています。この記事は完全に日記ですから、キャンプ場の設備など詳しく知りたい方は次のリンクからどうぞ。
焚き火キャンプ場の冬キャンプ
それでは場所選びです。
設営場所を奥に決めた理由
設営場所に悩みました。
駐車場から近くが良いか?
景観を重視するか?
景観と言ってもフリーテントサイトは林間サイトになっているので、どの場所でも羊蹄山が見えづらい。
で、ここにしました。
敷地の周りに用水路が流れているのですが、となりの土地(空き地?)へ行くことができる橋みたいのが1か所あり、そこにスキーで走った跡があったんです。
ちょっと渡って行ってみたら羊蹄山がきれいに見えそうな場所です。
羊蹄山とテントを一緒に写真に収めるなら少し奥だなってことで決定。
雪深くて板ペグ初導入
場所が決まったら整地です。
雪をフミフミします。今年は雪が少ないとはいえこちらの方面は札幌に比べて多い。
通常のペグは無理だなと判断し、土のう袋と板ペグで対応することに。
多少の不安はありましたが、ガッチリと張ることができました。
見えづらいですが、アスガルドのフロア部分には雪を入れた土のう袋を結んで雪に埋めます。
ガイロープは板ペグです。
写真の板は少し細いですね。風がほぼ無かったのでこの日は良かったですが、場合によっては折れるかもしれません。
次からは太い棒にします。
板ペグは約30cmの長さで雪に打ち込みました。そこにパラコードを結びカラビナでテントのガイロープとつないでいます。
板ペグ抜けないかな?大丈夫かな?ってはじめは思いましたが、時間が経つとガッチリと雪と一体化していました。
撤収の時は抜くのが大変。それくらい丈夫でした。
設営完了。
林間雪中サイトにアスガルド。
いい感じですね。(自画自賛)
とりあえず乾杯
散策に明け暮れる
寒いけど、設営後の一杯はどの季節でもうまいですね。
時間は15:00すぎ。
飯にしたいけど、とりあえず暗くなっちゃう前に場内散策して撮影。
ここは見どころが一杯ですが、そこまで広くないからサッと済ませます。
カフェバーとかも撮影させてもらっていたら、オーナー含めスタッフさんが忙しそう。
なんでもかまくらで飲食する団体さんが来るとのこと。
いい感じに仕上がってますね。
と言うかですよ。
羊蹄山出てないか!
しかも夕日が!
走れ!
夕日に染まる羊蹄山にうっとり
これが撮りたくてこの場所に設営したのですよ。
良かった。
羊蹄山はすぐに雲で隠れたのでいいタイミングで気づけてよかったです。
星空も期待ですね。
なんだかんだで16:50。飯のタイミングを失った。
スナック菓子をボリボリ食べながらビールを飲みます。
テントの中でぬくぬくしながらゆっくりします。アスガルドは靴を脱ぐのが面倒で、外に靴を置いたら雪かぶるしどうしようかと考えてこうなりました。
車のトランクルームなどで使うトレーみたいなやつ。
これを土間代わりに使用。便利でした。
こういうやつね。
車種別に合うのがあるらしいですが、僕がつかってるのはホームセンターで買った適当なサイズのものです。
やっとの食事はメスティンで!
18:00近くなってきました。
重い腰を上げて食事作りです。
今回はメスティンのみです。
まずは肉まん!
肉まんデカすぎたので横を少し潰して入れました。時間が短かったようで少し肉が冷たかった。失敗です。
そして次はシュウマイ!
焚き火と星空と夜食
肉まんとシュウマイはお昼ごはんの予定だったのですが、、、
お腹はいい感じ。
焚き火タイム突入です!
暗がりでの1人焚き火。
贅沢な時間ですね。寒すぎるのが辛いですが、それでも火にあたってると心が満たされてくると言うかなんと言うか。
良き気分です。
19:00位から焚き火をはじめ約1時間。
羊蹄山がまた姿を現しているようです。この日は三日月が出ており、雪化粧した羊蹄山がくっきりと照らされています。
星空撮影が終わったらまた焚き火。
久々にlogosの焚き火台使ったけど、薪のくべやすさは断然こっちだな。
薪グリルは暖かいのが良い。ということで今日は薪グリルにしとけば良かった。 pic.twitter.com/LJ959AYpXJ
— まると@北海道キャンプ (@marutopapa) February 1, 2020
21:30くらいまで焚き火してました。
少しお腹が空いてきたのでやりますよ!本日のメインディッシュ。
「ポトフ」
美味しいポトフを何度かに分けて食べ、お酒飲んで。
テントの中でまったりゆったり。
良い時間になったのでストーブを消して就寝です。
ストーブはテントの外で消します。消火のときに一番一酸化炭素が出そうですし、臭いですからね。
必ず外で消してます。もちろんテント内でストーブを使う時は一酸化炭素チェッカーを使用し(2つ)、換気をしています。
換気は常にしている状態ですね。入口は締め切らずに開放状態が多いです。
アスガルド7.1でアルパカつけたら暑すぎるのでそれがちょうど良いです。
おやすみなさい。
2日目
キャンプ場撤収まで
4:00起床。
朝日は拝めなさそう。雪降ってます。
5:00位までシュラフの中でスマホチェックしてトイレへ。
ここは10:00チェックアウトなので朝食も早めにします。
夜明けのコーヒー
朝食もメスティンで!
鮭ご飯ですよ。
これが食べたくてメスティンを買ったのです。
というのも、先日秀岳荘に行った際に見かけたメスティン料理の本。
そこで取り上げられていてそそられてメスティン購入を決めました。
アマゾンで注文。
そして、本もアマゾンで買おうと思って検索したら、無料!!
KindleのUnlimited契約しており、対象の書籍になってました。無料ではないですね。Unlimited月額料金支払ってるから。
それでも読み放題に入ってたのは良かった。
いただきます。 pic.twitter.com/bvdV0m7c0q
— まると@北海道キャンプ (@marutopapa) February 1, 2020
うますぎであっという間にたいらげました。
鮭は二切れ入れてもいいかなと思いました。
メスティンおすすめです!料理が本当に簡単にできちゃう!
撤収
食事も終えて、撤収準備です。
けっこうな雪が降ってます。
降ったりやんだりですが、降雪のなかでの撤収って大変なんですよね。
しかも、車から離れた場所に設営していますから。
時間に余裕を持って少しずつ運びます。荷物運びの為にソリを持っていってるのですが、息子の遊び用なので積載がうまくいかない。
結局ほぼ手運びです。
テントを片し始めた9:30頃には太陽が出るほど晴れたのは運が良かったです。
凍って普通に抜けないので、ハンマーでたたきながら抜く感じです。
疲れた。雪用のペグ買おうかな。。。
撤収完了!
ありがとうございました。良い時間を過ごせました。
まっかり温泉
またまた寄っちゃいました道の駅真狩フラワーセンター。
まっかり温泉に行こうと思ってるのですが、11:00からなので時間つぶし。
わかっていてもびっくりする迫力です。
2009年10月に真狩村に出没して農業被害があったそうですよ。
細川たかし記念館を見て、観光案内の方に細川たかしの銅像は見れるか聞いたら
「冬は雪で痛むからブルーシートで養生されています。」
ですって、残念。
だまって温泉いきます。
オープン15分前。それでも中には入れるので券売機で入浴券を購入して待ちます。
ここの温泉は露天風呂に出ると羊蹄山がドーン!です。
この日は雪で見えませんでしたが、晴れていたらすごいと思います。
■所在
真狩村字緑岡174-3
■定休日
毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)
■営業時間
4月~9月 10:00~21:00(最終受付20:30)
10月~3月 11:00~21:00(最終受付20:30)
■料金
大人500円(中学生以上)
小人200円(4才から小学生まで)
中山峠で揚げ芋
温泉にゆっくりつかって
昼食どうしようかなぁとか迷いながらも車を走らせても、食べたいなーというお店もそんなになく、峠に入ってしまいました。
おとなしく帰ります。
ただ、若干お腹はすいたので、寄りました。
あげもちでシメ pic.twitter.com/Z78PlD1yAy
— まると@北海道キャンプ (@marutopapa) February 2, 2020
「あげいも」ですけどね。間違えた笑
満足。
では帰ります。
今回も良いキャンプでした。
さいごに
雪中キャンプもこれで3回目。
だいぶ慣れてきました。
通常のペグが使えないときの対処方法も体験できたので良かったです。
メスティン料理はお手軽でこれから大活躍してくれそうです。
ソロ用のクッカーも欲しくなってきましたね。
オピネルなんかもほしいし。
本当にキャンプギアは沼ですね。
さて、次は何処に行こうかな。北海道で通年営業しているキャンプ場は限られますが、少しずつ増えているのも確か。
あそこか、あそこにしよう。
今回はこのへんで、
では!