えりも町の百人浜オートキャンプ場へ行ってきました。
日高山脈の最南端。太平洋へ突き出した襟裳岬。風のまち「えりも」にあるキャンプ場です。
えりも町は海と風のイメージですが、百人浜オートキャンプ場は海にも面していなく、森に囲まれている為、風の影響も受けにくい場所にありました。
自然豊かな林間サイトにはフリーサイトとオートサイトがあり、バンガローやシャワールームも完備されています。
こちらの記事では
- キャンプ場の概要やルール
- 予約・受付方法
- 利用の際の注意事項
- キャンプ場の各施設
- テントサイトの様子
行く前に知っておきたい「百人浜オートキャンプ場」の情報を詳しくお伝えしていきます。
百人浜オートキャンプ場 概要
基本情報
■所在
北海道幌泉郡えりも町字庶野102-5
■開設期間
4月初旬~10月下旬
■参照サイト
料金
フリーサイト 一人310円
オートサイト 3,190円
バンガロー 5,330円
百人浜オートキャンプ場のルール等
【利用時間】
IN_13:00~19:00
OUT_7:00~10:00
【管理人】駐在(9:00~19:00)
【焚き火】可(焚き火台必須)
【ペット】不可
【ごみ】回収有り
【レンタル】各種あり
百人浜オートキャンプ場を簡単にまとめるとこんな感じのサイト
百人浜は襟裳岬から十勝方面に10kmも続く砂浜ですが、百人浜オートキャンプ場は浜辺から約1km離れた芝生のきれいな林間キャンプ場となります。
キャンプサイトはフリー・オート・バンガローから構成されています。
フリーサイトはきれいな芝生で林間の場所もあります。管理センター脇の広場はバイク駐車場の隣になっていることからライダーに人気の場所となっていました。
オートサイトは区画によって狭いところがあるので選ぶ場所に悩むかもしれません。全部で19区画ありそれぞれ電源とBBQ炉が完備されています。
バンガローは10棟。高床式で二段寝台の4人用。電源完備で外にはBBQ炉があります。
静かな林間サイトなのでソロキャンプにはすごく良い雰囲気でした。訪問したのが晩秋の閑散期だったのが良かったのかもしれません。
ソロキャンプ利用者が多い印象。ライダーも多かったです。
設備面も充実しています。管理センターにはコインランドリーやシャワールーム、トイレがあります。
また、トイレはオートサイト側にもあり、炊事場はオートサイト側とフリーサイト側に各1箇所配備されて利用しやすいです。
粘土質の地面でペグは汚れますが、炊事場にペグ専用の洗い場があったのがよく考えられているなと思いました。
空を覆い隠すくらいの林間ですが、管理センター付近で空を見上げると満点の星空も楽しめます。
百人浜オートキャンプ場 予約・受付方法
予約方法
オートサイトとバンガローは予約が可能です。
予約は電話かなっぷサイトからのWeb予約に対応しています。
【問い合わせ】
■百人浜オートキャンプ場
TEL01466-4-2168
■冬期間問い合わせ先
えりも町役場産業振興課
TEL01466-2-4626
【Web予約】
■なっぷ>>百人浜オートキャンプ場
受付方法
受付は管理センターにて行います。
チェックインは13:00から。
管理センター窓口にて受付して支払い。キャンプ場利用案内、注意事項、キャンプ場概略図を受け取って各自のテントサイトへ移動です。
【キャンプ場利用券】
この利用券をテントの見やすい場所に取り付けるのがルールです。
百人浜オートキャンプ場の各種施設
キャンプ場の配置図です。
※この場内マップは現地を利用し独自に作成したものです。大体で作っているので参考までとしてください。
駐車場
キャンプ場入口ゲート
19:00~翌7:00までは閉門となっているので注意しましょう。
ゲートから入って左手に駐車場があります。駐車場入口は管理センター前からです。
フリーサイト利用者はこちらの駐車場を利用します。
管理センター
建物左側がキャンプ受付窓口です。
内部にはシャワールーム、コインランドリー、トイレがあります。
リヤカーも利用できます。
簡易ベンチ
各々テントサイトに持ち込んで自由に使えます。
テーブルとして使うのは禁止されています。
トイレ
男子トイレは大便器2、小便器3。
大便器はいずれも和式です。
シャワールーム
9:00~19:00まで利用可能で料金は200円。
利用の受付は事務所になります。
コインランドリー
こちらは24時間利用可能です。
炊事場
炊事場はオートサイト側とフリーサイト側の2箇所あります。
どこのサイトを使っても程よい距離感で利用しやすい配置です。
複数の蛇口と流しがあり
共用のBBQ炉みたいなのもありました。
ペグ洗い場。
ここのキャンプ場は芝の下が粘土質だったのでペグを洗えるのは嬉しいです。
オートサイト側トイレ
トイレはオートサイト側にもあります。
中は管理棟のトイレと似たつくりです。
ゴミ庫
ゴミは分別して処理できます。
場内二箇所に配置されています。
オートサイト側ゴミ庫はトイレの向かい。
フリーサイト側は炊事場横にあります。
生ゴミは炊事場に設置されたポリペールに捨てることができます。
百人浜オートキャンプ場のサイトの様子
それではテントサイトをそれぞれ見ていきます。
まずはフリーサイトから。
フリーサイト
フリーサイトは管理センターの手前側一帯となります。
キャンプ場入口から右手を撮影
きれいな芝生広場になっていて開放感がある場所です。
林間サイトもあり真夏は日よけになって良さそうです。
良い雰囲気でのソロキャンプでした。
それと管理センターの脇にも広場があってこちらもテント設営可能。
バイク駐輪場に沿ってあるのでツーリングキャンプの方が主に利用していました。
オートサイト
管理センター左から通路を進むとオートサイトです。
区画によって広かったり狭かったりするので持ち込むテントは考えどころです。
あまり大きいテントは張りづらくなりそう。
1番区画。
駐車スペースとテント区画。
通路左手の1番・3番・4番・5番はこの様にテント区画が木で囲われています。
3~5番区画
そして右手の6番・7番・8番は駐車区画が横付け。
駐車区画の後ろにテントサイトです。
6番、7番です。
各区画にこのBBQ炉がついています。
電源も完備
こちらは10番区画
砂利のところが駐車スペースになるのでテントは奥になりますかね。
11番区画。
サイトの隅なので広く使えそう。
12番区画。
トイレ脇の19番
車を止めるとテント設営場所に悩んでしまうかも。小さなテント向きですね。
オートサイトは場所によって広い所と狭い所が混在し場所選びに悩みそうです。
大きなテントを設営する場合は予約時や受付時に相談すると良いかもしれません。
バンガロー
オートサイトを抜けるとバンガローのエリアになります。
手前が白樺で奥がスミレです。
全部で10棟のバンガローが並んでいます。
2段ベッドが2つある4人用バンガローで2口のAC電源利用可能。外にはオートサイト同様にBBQ炉があります。
ユリ
左手前からツツジ、アヤメ。右手は福寿草。
石楠花(しゃくなげ)
サクラ
フリーサイト側から撮影
基本的にカシワの木が繁る林間サイトですが、管理センター前あたりは空もひらけており星空がきれいです。
さいごに
百人浜オートキャンプ場を紹介させていただきました。参考になりましたでしょうか。
オートサイトは少し区画が狭いかなと感じますが、ソロで使うには十分です。ファミリーでも場所によっては問題なく使えますから場所選びさえ間違えなければ満足できるでしょう。
なにより自然豊かな林間キャンプ場は雰囲気が良いです。
コインランドリーやシャワールームがあるのもポイントです。
近隣に温泉もありますから便利です。コンビニやスーパーは少し遠いですが、しっかりと準備をしていけば問題ありません。
えりもの観光に合わせてキャンプ場利用も良いです。
僕はえりも岬→キャンプ場→豊似湖→えりも岬(おかわり)
こんな感じで1泊2日キャンプを楽しみました。豊似湖はかなり恐怖感を感じましたが良い経験でした。
キャンプの様子は次回キャンプ日記にて詳細を綴っていきます。
今回はこの辺で。
それではまた!