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小学校跡地だからなのか?懐かしくも独特な雰囲気にのまれつつ楽しんだキャンプはゲリラ豪雨や幻想的な霧の朝日にも包まれた!雪月花廊1泊2日キャンプ日記

マルト(@marutopapa)です。

2020年9月。喜茂別の旧双葉小史料館「雪月花廊」キャンプ場に行ってきました。

4連休前日に家族会議。キャンプ。どうする?

2泊3日ではしごキャンプもいいが、これまでの経験から疲れる。クーラーボックスやカメラの電池充電の問題もあったことから19日と20日で1泊し自宅で充電。翌日21日と22日で1泊ということに。

21日と22日は中富良野の星に手のとどく丘で決まっている。

では前半をどうするか。

はじめは初山別にしようと考えていたが、天気が崩れそう。なにより風が強そう。多少の雨はいいが風は避けたい。

天気予報ではニセコや真狩方面はまだいいかなって感じ。ただどこも埋まってそう。4連休だからなぁ。確認しようにもすでに前日の21:00すぎ。キャンプ場への連絡は当日するしかない。

ということでガイドブック。そこで目に飛び込んで来たのが雪月花廊。

小学校の跡地らしい。

なんか面白そう。予約も不要。

とりあえず、ニセコ方面にしてどこも満杯だったら雪月花廊にしようと決めました。

それではキャンプの様子をご覧ください。

1日目

雪月花廊キャンプ場へ出発


積み込み完了

いつもは後部座席を片方倒して積み込みしてるんだけど、今回は後部座席に妻と息子に座ってもらって助手席にバッグ等を積載。

チェアをコンパクトに収納できるものに変えたのでこの積載が可能となった。

キャンプではやはりコンパクト収納ができるギアが優秀だ。

どこに行くか決まっていない中でam8:30に出発。検討中のキャンプ場と連絡がとれるのも9:00すぎ。

ふわふわした気分で車を走らせ、9:00。

電話。

真狩キャンプ場:オートサイト満杯。
風の谷キャンプ場:満杯
歌才キャンプ場:満杯

やっぱりだめ。

で、雪月花廊に連絡。

予約は受けてないので来てくださいとのこと。

行っても満杯で入れないとかあるか聞いたが、これまでそんなことはなかったとの事。

穴場か?

よし、行くぞ!!!

意気揚々と向かったが、さすがに連休。

定山渓で渋滞。

約1時間はロスった。でも出発が早かったからよし。

喜茂別のAマートで買い出し。

昼食を郷の駅ホッときもべつで堪能し

キャンプ場へ!!

雪月花廊キャンプ場にて


到着。


雰囲気


雰囲気

のまれそう。

なんか懐かしい感。

なんだ?学校だからか?


独特

設営場所に迷う

受付表に記載し、テント設営場所を聞く。

校舎裏がサイトらしい。

廊下の窓から見たら結構いる。

これは別時刻に撮影したものだが、広場の周囲にテント設営するのが一般的で空いているのは中央付近のみだった。(カマボコテントの辺り)

視線が気になる。

電源利用したいなと思ってたので、その場合は校舎裏じゃないと無理とのこと。校舎から近いところであれば電源を引っ張ることができるそうだ。

でも、混んでて、、、

どうするか?

キャンプ場の詳細については別記事で紹介しています。この記事は完全に日記ですから、キャンプ場の設備など詳しく知りたい方は次のリンクからどうぞ。

 

グラウンド側にしよう。

電源利用はあきらめ。

それでグラウンドの内野側に設営しようかと車を入れて考えていたところ、かかさん(運営者)が近寄ってきて、「できれば外野側で、、、」とのこと。

ということで大きな木があるレフト付近に設営。

天気も良好。乾杯!


良い天気


GIGI-2でゆったり。


乾杯

こまかいところのセッティングも終わって少し散策。

そして遊ぶ。

体育館で遊ぶ

これはわくわくする。

バスケットボールやキックボード、トランポリンも卓球もできる。

他にもサッカーボールもあったしバレーボールもあった。

どれも自由に遊べる。

息子はバスケを中心に遊んで僕と妻は卓球をやって楽しんだ。

ノスタルジー

体育館で遊んでいると、ピアノの音が、、、

ピアノを引く女の子。ピアノも自由に弾ける様だ。

体育館でピアノの音色。。。そんな中で今度は体育館の屋根を打ち付ける雨音。

ゲリラ豪雨だ。

体育館に響く子どもたちの声、ピアノ、雨音。

ノスタルジックな雰囲気を味わう。

テントは開放してる。多分雨で濡れてるかも。

でも、この情景から抜けるには惜しい。実に惜しい。

だから、撮影して遊んでいた。テント内で何かが濡れても多少は仕方がないとあきらめて。

幸いテーブルと椅子が少し濡れてる程度で助かった。


それにしてもの雰囲気だ。

廃校を改装、改造した手作りの旧双葉小史料館。

キャンプ場紹介記事で詳しく紹介したが、様々な展示を楽しむことができる。

双葉小の歴史に関するもの、こちらの運営を開始した「ととさん」が営んでいた駄菓子屋を再現した部屋などだ。

館内にはところ狭しと展示物が並んでいる。

ただ、こちらを運営している「ととさん」を見かけない。

今日はいないのかねぇなんて妻と話していたが、公式サイトを見て他界されていることを知る。

今は「かかさん」が家族などの協力を得ながら3人の子育てのかたわら一人で運営をしているとのこと。。。

忙しいだろう。

キャンプ場だけではなく、カフェの営業、宿泊者の対応、ライダーもたくさん来るのだから。

廃校の再利用だから建物の維持管理も大変なものがあるだろう。自分も建物管理の仕事をしているからその辺りの大変さは承知している。

そんな中でも一つ一つを笑顔で対応してくれる。

無理だな自分には。不機嫌な顔がすぐに出そう。

そして、気づくのだ。

ここの雰囲気の良さは廃校ということではなく「人」なのだと。

それを作ったひとの人間味が伝わっているのだと。


これがすべてを物語っているのかな。

建物に入ってひときわ目立つところに掲げられている。


それにしてもの雨だ

スムージーと羊蹄山


ようやく晴れた。

ではスタッフおすすめのスムージーを食べに「あべ屋」へ行く。


サイトのとなり。

敷地内みたいな感じ。


満足いただけました。

あべ屋でスムージーを楽しんでたら羊蹄山も姿をみせてくれた。電線が景観の邪魔をするがそこそこ満足の行く眺めだった。

廃材薪の量(笑)

さてそろそろ夜の準備。

まずは廃材薪を購入。

建物に入ったらたくさん薪があるけど、廃材薪はちょっと違ってまさに廃材。

一袋500円ですが、

「袋に入ってないから箱ごと持っていって!」って。


山盛り。

これなら薪割りもしなくて良さそう。


早めに焚き火開始。

霧が立ちこめてくる中、夕食

夕食の準備なのですが、霧が立ちこめてきた。

すこしばかり撮影タイム。


羊蹄山側は夕日。


焚き火をみてる人がいる。

さすがに寒かった様だ。


テントに戻ったら見覚えのないトマトがある。

なんでも、おばあちゃんが配って回ってたらしい。

さて、晩飯準備だ。


キーマカレーに卵を乗せて。


今日もペトロマックスは順調だ。

星空も素晴らしい

しばらくして息子は就寝。

焚き火の時間。

あれだけあった薪もそろそろなくなりそうだ。廃材薪だから火持ちはあまり良くない。

それでも量的に多かったからすこし残った。

焚き火の火が消えるまで星空の撮影をたのしむ。

おやすみなさい。

2日目

キャンプ場撤収まで

幻想的な霧と朝日

朝は一面の霧。

幻想的だ。

6:00前で約8℃


マスクでコロナ対策な金次郎

しばらくすると朝日が昇ってきた。

霧はそのまま。


幻想的を超えて圧巻である。

しばらく時間を忘れて撮影してた。

手抜きの朝食と撤収作業

ゆっくりと撮影を楽しんでいた理由はこちら


手間がかからない。

以上で朝食は終了。

撤収も早めだ。


10:15

体育館で遊び、レトロカフェへ

早めに撤収した理由は体育館でまた遊ぶこととレトロカフェで食事をすること。

カフェは11:00オープンだからそれまで体育館で遊ぶ。

自分も多少遊んだあとに、史料館をじっくり見学。

ライダーハウスやゲストハウスなども見させてもらった。

なんでもここにはビリヤードの部屋もあるようだが、そこまでは見れなかった。

ゲストハウスなどに宿泊しても楽しそうだ。

11:00カフェへ。

カフェ内の写真はキャンプ場紹介記事に掲載しているので気になる方はそちらを覗いて欲しい。こちらの記事もだいぶ写真が増えてきたので割愛することにする。

普段日記記事ではそんなに写真を多く使わない様に心がけているが(それでもいつも多いと感じるが)特に今回は見てほしい部分が多すぎてこれでもだいぶ割愛した方だ。

>>雪月花廊キャンプ場の紹介記事

ということでこちらではカフェで食べたルスツ豚丼をちらり。

食後にはコーヒーもついてくる。

なんとも居心地が良い。

なによりルスツ豚丼がすこぶるうまい。

ごちそうさまでした。

そしてお邪魔しました。

またここへ帰ってくるだろうなと思いつつ、次のキャンプの準備で一回自宅に帰ることとする。

寄り道

雪月花廊を出て札幌方面へ向かうとすぐに牛の牧場がある。

地図を見るとチーズ工房タカラとなっていて、道路わきに広めに駐車場もあり、牛を間近に見学できる。


ちょっと遠かったかな。

運がよければもう少し近くに牛を見ることができる。

さいごに

喜茂別旧双葉小史料館「雪月花廊」キャンプ場を楽しみました。

幻想的な霧と満点の星空。

それだけでも満足だけど、史料館や体育館など楽しみどころも満載で息子も大満足のキャンプ場。

ルスツ豚丼も食べごたえがあって胃袋的にも大満足。

連休初日でおもいのほか混雑したのかもしれない。

後からくる人は設営場所に悩むケースもあったようだから。

アットホームでノスタルジックな雰囲気のキャンプ場。

独特な世界観が広がる唯一無二。他には真似できないかけがえのない存在。

いつまでも変わらずに続いていってほしいと願い。またいつか雪月花廊でキャンプと豚丼を楽しめる日を思い描きながら、今回はこの辺でお別れにしたいと思います。

次は、星丘で会いましょう。

では!

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