上富良野町のフラワーランドかみふらのへ行ってきました。
夏は花畑の観光スポットが雪が積もった冬期間のみキャンプ場として開放されます。
街の夜景と十勝岳連峰を見渡せる景色の良いキャンプ場ですが、利用には細心の注意と準備が必要です。
こちらの記事では
- キャンプ場の概要やルール
- 利用の際の注意点
- 予約・受付方法
- 各種施設
- キャンプ場の様子
行く前に知っておきたい「フラワーランドかみふらの」の情報をお伝えしていきます。
フラワーランドかみふらの 概要
基本情報
■所在
北海道空知郡上富良野町西5線北27号
■開設期間
1月中下旬~3月上中旬
※12月中旬~1月中旬までは冬期休業
※降雪状態でキャンプ可能期間は前後します。
注意:2022~2023シーズンは終了しています。
■公式サイト
料金
1泊2日/一人1,500円
フラワーランドかみふらの ルール等
【利用時間】
IN_13:00~16:00
OUT_12:00
【管理人】不在
【焚き火】可(焚き火台必須)
【ペット】不可
【ごみ】回収無し
【レンタル】無し
フラワーランドかみふらのを簡単にまとめるとこんな感じのサイト
上富良野町のフラワーランドかみふらの。夏は花畑として営業しているが、雪が積もった冬はキャンプ場として開放している。
晴れた日に望む十勝岳連峰と見下ろす街並みの夜景が楽しめる景観豊かな冬限定のキャンプサイトです。
炊事場はなくゴミの回収もありません。花畑の上でのテント泊となることからペグやサイトの使い方に細心の注意が必要になります。次項で注意事項の詳細をお伝えしますが、こちらのサイトを使うには冬キャンプの経験値がある程度必要になるでしょう。
サイトは花畑の約半分を開放しております。
半分とは言えかなりの広さがあることから、荷物の搬入も景色を求めるとかなり大変ではあります。搬入用のソリ等の準備は必須です。
サイトからの眺めは素晴らしく、北海道らしい景観を楽しみながら冬キャプを楽しむことができるでしょう。
テントサイトが花畑の上ということを忘れずに注意事項を確認しましょう。マナーが守られなければ(夏の営業に支障がでることがあれば)冬キャンプの継続が難しくなるとのこと。
細心の注意。お願いします。
フラワーランドかみふらの 利用の際の注意点
特にここが注意!という項目を上げておきます。こちらに記載のないことでも注意事項はたくさんあるので公式サイトを確認して準備しましょう。
テント設営場所の圧雪
駐車場のすぐとなりがテント設営場所となっています。
ただし、景観を求めると少し奥に歩いていくことになります。基本的には皆が歩いた道をすすんで行きましょう。
新雪部分をスノーシュー無しで歩くと雪の状態によっては埋まります。畑に影響がでます、注意。
どこに設営するか...
ここで注意が必要。前日利用者があったりしたらある程度踏み固められたテント場があるでしょう。
ただ、混んでて圧雪場所がなかったり前日に雪が積もったりしたら新雪の上にテント場を確保しなければなりません。
踏み固めます。僕は踏み固める前にスコップで少し新雪を避けて普通のスノーブーツで踏み固めていたのですが...注意を受けました。
・スコップで掘り起こすのは禁止
・踏み固める際はスノーシューを使うこと
これ使ってってスノーシューを貸してくれました。
何足かスノーシューがおいてあり、持っていない人に貸してくれる様です。毎日ではないかもしれないのでここに来るときは必ず持参するのが良いでしょう。
ペグ
積雪が深い為、雪にペグを効かせる必要があります。
よって普通では長い部類の30cmのペグでも短いでしょう。園芸用の竹棒などを代用して使うといいようです。
60~80cmくらいのペグが必要とのことです。僕は30cmくらいのプラペグを利用しました。長さ的には短いですが、雪に噛みやすかったのと当日風が弱かったので問題ありませんでした。
炊事場無し
炊事場はありません。
調理で使う水は持参。洗い物はできないのでそのつもりで食事の準備が必要です。
荷物の搬入
駐車場はサイトの隣ですが、荷物の搬入は奥に行けば行くほど大変です。
ソリがあると良いですが、普通のソリで荷物運ぶのって意外と大変なんですよね。特にけもの道が広いわけではないのでソリが傾いたら荷物も崩れて落ちますしね。
冬にキャンプをしている方なら経験があると思います。
荷物が多い方は特に搬入、搬出が大変だっていうことは頭に入れておきましょう。
焚き火
直火での焚き火は禁止です。
焚き火台利用で可能ですが、地面に影響が出ないように嵩上げするなり焚き火シートを利用するなり対策しましょう。
焚き火シートだけでは足りないこともあるので火力だったり下に薪をおくなりすると良いでしょう。
強風
テントサイトは丘の上でパノラマビューが望める場所です。
日によっては強風が吹く場合もあります。ペグの固定が弱い場合、テントが飛ばされるケースもあるので注意です。
テントが飛ばされなくても、ゴミとか焚き火の灰などが飛散しない様に注意も必要です。
ゴミ問題
ゴミの回収はありません。ゴミの放置はもちろんですが、前述のとおり風で飛ばない様にも注意しましょう。
毎年、キャンプシーズンが終了し雪解けするとある程度のゴミが見られるそうです。
ペグや薪、炭などなど。
故意に放置するのは言語道断ですが、自分が気づかいないうちにゴミが放置されるケースもあるでしょう。
・風で飛ばされる
・雪が積もって置いていた薪を見失う
・短いペグが雪深く埋まってしまい見失う
自分では気づかないうちにゴミを残してしまっているケースが多いのではないかと感じます。
都度ゴミは片付け、就寝前に外に置いている薪や焚き火台を片付けると良いかもしれません。
前述のとおり、他にも注意事項はたくさんあります。公式サイトやチェックイン時に渡されるパンフレットをよく読んで利用しましょう。
フラワーランドかみふらの 予約・受付方法
予約・受付方法
フラワーランドかみふらのを利用する場合は予約が必要です。
予約は電話予約か公式サイトからのネット予約となります。
代表電話0167-45-9480
予約は利用の2日前(前々日)正午まで。
受付方法
フラワーランドの売店で受付が行われます。
予約した際の名前を伝えて支払いを済ませます。
受付がある売店の場所等は次項にてお伝えします。
フラワーランドかみふらの各種施設
それではキャンプ場を詳しく見ていきます。
※こちらの場内マップは現地を利用し独自に作成したものです。大体で作っているので参考までとしてください。
受付(売店)
受付のある売店はテントサイトの反対側です。
テントサイト側駐車場に停めずに売店側へ入って行きましょう。
受付が済むと駐車許可証とテントに設置する受付済み証が渡されます。
キャンプ中は適所に設置し、チェックアウトの際は売店の風除室にある返却口に戻すのがルールです。
トイレ
入った瞬間暖かくてホッとします。
洋式は温水洗浄ではありませんが、便座暖房があるのでヒヤッとしません。
駐車場
サイトの脇に駐車場が配置されております。
ここから荷物の搬入になります。
炭捨て場
炊事場
炊事場はありません。
水は各自準備し洗い物はできないのでそのつもりで準備が必要です。
フラワーランドかみふらの サイトの様子
それではサイトを見ていきます。
テントサイト
場所と天気が良ければもっともっと良い夜景を期待できます。
幸せでした。
さいごに
フラワーランドかみふらの冬のキャンプサイトを紹介させていただきました。
花畑のうえでテントを張ってキャンプするにはそれなりの制約が必要となります。
それでもここでキャンプをできる幸せは何物にも代えがたい。そんな気分になりました。
参考になりましたでしょうか?
今回はこの辺にしておきます。
それではまた!