羊蹄山自然公園真狩キャンプ場へ行ってきました。
羊蹄山の登山口にあるキャンプ場でオートサイトとフリーサイトで構成されます。
公式サイトをみる限りでは登山口付近にキャンプ場があるものと思っていましたが、そこから800m手前の受付施設付近にも数か所サイトがあり現地で多少の驚きを感じました。
今回はその辺の詳細も記載して参ります。
こちらの記事では
- キャンプ場の概要やルール
- 予約・受付方法
- 受付側サイトの様子
- 登山口側サイトの様子
行く前に知っておきたい「羊蹄山自然公園真狩キャンプ場」の情報をお伝えしていきます。
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場 概要
基本情報
■所在
北海道虻田郡真狩村社296-1
■開設期間
5月上旬~10月下旬
■公式サイト
料金
■衛生協力費
大人(高校生以上) 800円
小中学生 700円
※1人1拍
■サイト使用料
フリーサイト 800円
オートサイト 2,800円
バリアフリーサイト 2,000円
※追加テント・タープ 各600円
予約方法
オートサイトとバリアフリーサイトは予約制です。
電話予約は森林学習展示館 TEL0136-45-2955
フリーサイトは予約なしで1日最大150組までとなります。
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場のルール等
【利用時間】
・フリーサイト
IN_8:45~
OUT_11:00
・オートサイト
IN_12:00~
OUT_11:00
【管理人】常駐
【焚き火】可(焚き火台必須)
【ペット】一部可
【ごみ】回収あり
【レンタル】有り
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場を簡単にまとめるとこんな感じのサイト
羊蹄山の登山口にあるキャンプ場でフリーサイトとオートサイトで構成されています。
オートサイト(バリアフリーサイト含む)は予約制ですが、フリーサイトは予約不要で先着順。
キャンプ受付は森林学習展示館で行われ、そこからきれいに整備された登山口の区画サイトまでは約800m移動する必要があります(もちろん車移動可能)。
敷地は羊蹄山の登山口とあって比較的きつい傾斜ですが、各区画は平坦に造成されています。フリーサイトも区画分けされているので早い時間にいい場所は埋まっていきそう。
フリーサイトとはいえ、区画の隣に駐車場があるので荷物の搬入等も大変といったことはありません。
羊蹄山はシマリス(フリーサイト)から良く見え眺めが素晴らしいです。クマゲラ(オートサイト)の3番4番区画からはほぼ見えないので羊蹄山を眺めながらのキャンプを楽しみたい方はフリーサイト一択といった感じです。
フリーサイトは一日最大150組となりますが、登山口側のフリーサイトに150組も入れるのは広さ的に無理があり、受付側の集合訓練広場などもキャンプサイトとして開放されています。
そしてこちらのフリーサイトがなかなか良さげ!羊蹄山の景観も良いですし、ペット可の区画や車の乗り入れが可能な場所はほぼオートサイト的な感じです。
場所によってはトイレが遠くなりますが、アスレチック広場も近く家族連れはこちら側が利用しやすいと感じます。
それではキャンプ場を隅々まで詳しく見て行きましょう。
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場 受付
敷地は全体的にこんな感じです。このマップは現地の状況を見てだいたいで作ったものです。違っている部分もあるかもしれません。あくまでも参考までとしてください。
基本的にマップ右側(羊蹄山登山口側)がキャンプサイトと思っていただいていいと思います。
ただ、受付側の集合訓練広場もフリーサイトとして開放していますので、両方を隅々紹介していきますね。
森林学習展示館(受付)
羊蹄山に向かって行くと、左手にキャンプ受付の看板が見えるのでここを左折して駐車へ。
こちらで受付。
受付と支払いを済ませてサイトへ移動します。
まずは受付側のサイトを見ていきます。
受付側サイトの様子
トイレ
集合訓練広場フリーサイト(ペット可・車輌進入不可)
トイレ側からサイトを撮影。
集合訓練広場は車の乗り入れができませんが真狩キャンプ場で唯一こちらがペット可能です。
駐車場脇にあるので車を停める場所によってはセミオート的な感じでキャンプもできます。
炊事場
写真の後ろにある建物も炊事場になっています。
それとちょっとした土手の上もキャンプ可能です。
集合訓練広場の炊事場と土手の間に通路があり、ここを進むと林間のフリーサイトです。
集合訓練広場の奥
林間フリーサイト(車輌進入可能)
土が見えていますが林間の雰囲気のよいサイト。こちらは車の乗り入れが可能です。
傾斜は少し気になるかもしれませんが、この景観です。
木が育つと景観は変わるかもしれませんが、最前列に設営できれば羊蹄山がきれいに見える良いサイトです。車を横付けできるのも個人的にポイント高いです。
最前列側は日当たりも良く、芝が比較的きれいです。
Bキャンプ場(車輌進入可能)
受付側の駐車場から車で山側に向かうと右手にBキャンプ場の看板が見えます。
こちらも車の乗り入れが可能。ほぼオートサイトです。
入り口付近に炊事場とゴミ庫もあり。
ただしこちらにはトイレがありません。
集合訓練広場のトイレまでいかなければなりませんので子供づれでは少し大変かもしれません。
広場キャンプ場
Bキャンプ場の一段上の広場もキャンプ可能だそうです。
駐車場の様な砂利スペースがあり、その脇とかでキャンプされている方がいました。
駐車場と上の池の間も草の広場があり、そこがキャンプ可能な広場であるのかは確認していなので利用を検討の方は受付で確認してみて下さい。
池の下の方が開放されている?
アスレチック広場
集合訓練広場と道路を挟んで向かいにあるのがアスレチック広場。
広い敷地にターザンロープなどのアスレチック遊具が並びます。
登山口側のサイトからここまで来るには800mの距離があります。距離はまぁ良いのですが傾斜がきついです。
アスレチック広場で遊んだあとサイトまで徒歩で帰るのが辛いです。そこそこの傾斜をのぼっていきますから。
できるなら車で移動するのが得策かもしれません。
登山口側サイトの様子
次は登山口側のサイトです。こちらが真狩キャンプ場のメインとなります。
フリーサイトはシマリス・サクラ・カツラと3つのエリアがあり、それぞれ区画されているのが特徴。
傾斜部にあることからサイトを平坦にするにはこの方法がよいのでしょう。
受付から車で登ってくるとこの看板があります。
管理棟(トイレ&シャワー)
キャンプ場に入ってすぐ左に管理棟(真狩キャンプセンター・羊蹄山登山センター)があります。
内部にはトイレとシャワールームがありました。
トイレ
トイレは上の方にもあります。
オートサイト
オートサイトはクマゲラとユリで合計10サイト。
ユリ(バリアフリーサイト)
周りが柵で囲われており、平坦で段差も少ないです。
身体障がい者優先のサイトとなっています。
AC電源は20Aでコンセント2口。
クマゲラ(オートサイト)
テントサイトは長方形で駐車場は縦列で2台は可能。
④-2と③-2は隣が森なので閉塞感はありますが、プライベート空間を確保したい方には向いています。
ちょっとした洗い物や手洗いができるので便利です。
しっかりと食器を洗ったりするには向いていないので共同の炊事場を利用するのが良いでしょう。
フリーサイト
次はフリーサイトです。
カツラ
①と②のサイトです。
傾斜部を造成しているのがわかります。カツラは②以外は少し狭いので2組で使うには抵抗があるかもしれません。実際に1組だけでつかっている様子でした。
シマリス
羊蹄山を眺めながらキャンプを楽しみたい方はシマリスサイトがおすすめです。
サクラ
キャンプ場で一番上に位置するサイト。
①サイトは通路沿いに駐車区画があります。
さいごに
羊蹄山自然公園真狩キャンプ場を紹介させていただきました。
各サイトを詳しく見てきましたが、登山口側のキャンプ場は区画されている場所以外でもキャンプ可能となっている場所があります。
傾斜があるのでおすすめはできませんが、場所に困ったときは考えてみても良さそうです。
羊蹄山の麓の森を開拓したキャンプ場なので自然を間近に感じれます。野鳥の声もすごかったです。
オートサイトは10と少ないですが、場所が確保されるので安心です。フリーサイトは予約不可なので行くまでいい場所がとれるか心配ですね。ただ、羊蹄山側のサイトが埋まっていても受付側にもサイトがあるのでそちらでもいいのではないかと感じます。
むしろそちらの方が場所を取りやすいですし、車の横付けができる場所もあるのでほとんどオートサイトの様に使えます。
個人的には林間で車の乗り入れができるサイトがおすすめ!羊蹄山の眺めも最高です。
今回はオートサイト③-2を利用しました。すぐとなりが森で野鳥撮影も存分に楽しみました。その様子はキャンプ日記に綴っていきます。
それでは今回はこの辺で。
では!