PR

村の鍛冶屋ペグハンマーのヘッド比較|真鍮とステンレスどっちか迷ってるなら読んでみて!

2020-02-13

村の鍛冶屋のペグハンマーを愛用しています。アルティメットハンマーですね。

握りやすい柄でペグが打ち込みやすく、ペグを抜く際も本体のツノや穴が活用でき機能的です。

購入したのは真鍮ヘッドのハンマーですが、購入前には迷いました。

ヘッドを真鍮にするかステンレスにするか。

同じ様に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「真鍮はペグを打ち込んだ衝撃で変形するのでステンレスの方が良いのか?」
「どのくらいの使用でどのくらい変形していくのか?」

こちらの記事では真鍮ヘッドを10回・20回使った状況と3年間使ったステンレスヘッドとの比較を写真つきで紹介します。

どちらを購入するか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

 

村の鍛冶屋ペグハンマー
スペックと種類

スペック

■サイズ

本体の長さ 303mm
ヘッドの長さ 102mm
柄の長さ 270mm

■重量

約550g

※僕のハンマーは実測で563gでした。

種類

 

こちらが村の鍛冶屋のアルティメットハンマーの種類です。

4種類から選ぶことができます。

①カチオン塗装+真鍮ヘッド
②カチオン塗装+スレンレスヘッド
③クロームメッキ+真鍮ヘッド
④クロームメッキ+ステンレスヘッド

 

選ぶポイント

まず、柄はどれも同じです。樫の木を使っており湾曲した形状が持ちやすくたたきやすいです。

選ぶ際に悩んでしまうのがヘッドとそれを固定されている本体ですね。

いずれも2種類から選ぶことができ、組み合わせは4通りです。

まずは本体。

カチオン塗装(黒色)かステンレスメッキ(銀色)です。

こちらの違いは表面塗装だけで材質も防錆性能も同じです。完全に好みで選んで大丈夫です。

そして肝心のヘッドですね。

真鍮(金色)かステンレス(銀色)です。

ステンレスにくらべ真鍮のほうが柔らかめなので、ペグを叩いた跡がつき徐々に変形します。ステンレスも跡は付きますが、真鍮程ではありません。

それとステンレスは錆びにくい素材ですからいつまでもきれいです。真鍮は徐々に黒ずみます。

真鍮の方が柔らかいということでペグを叩いたときの手への衝撃が優しくなります。とは言えほぼほぼ区別がつかいな程度だとは思います。

さて、ここまで読んでいただいてどちらを選ぶか決まりましたか?

多分決め手が無いと思います。ほぼ一緒ですから。見た目の好み以外では決められない。

実際にどのくらい変形するのか見て比べてみたいですよね。

ということでここからは僕が真鍮ヘッドを選んだ理由や実際に使ってみた感想と変形具合、3年使ったステンレスヘッドとの比較を述べていきます。

もう少しお付き合いください。

 

村の鍛冶屋ペグハンマー
真鍮ヘッドを購入した理由


梱包はダンボールの入れ物です。


未使用新品状態

僕が選んだのは「カチオン塗装+真鍮ヘッド」

理由は見た目です。金槌といえば金です(笑)

スノーピークにも似たようなハンマーがありますね。どちらにしようか多少迷いましたが、1,000円くらい安かったので村の鍛冶屋にしました。

ペグも村の鍛冶屋エリッゼステークを使っていたので愛着心もあったかもしれません。

真鍮ヘッドは変形するというのはわかっていました。ステンレスの方が丈夫そうだなって思ったのですが、それでも跡がつく。そう公式サイトなどでも書かれていたので、だったら見た目が好きな真鍮にしようと決めました。

 

村の鍛冶屋ペグハンマー
特徴と使いやすさを解説

とにかく使いやすいし扱いやすいです。

村の鍛冶屋のペグハンマーを使う前は自宅にあったホームセンターで買った安い金槌を使っていました。1,000円もしなかったと思います。

ペグを打つのになんの問題もないよなって思っていたんですけどね。

ある時、兄と一緒にキャンプに行って、兄所有のカチオン塗装+ステンレスヘッドを使わせてもらったんです。

「ぜんっ全違う!」

「バッツリ入る!」

はい購入決定!

専用のペグハンマーは違うなって思いました。

やっぱり使いやすい。

何が?ってこの形状。


ツノと穴。


ツノをエリッゼステークに引っ掛けて抜く。


エリッゼステーク以外のペグも本体の穴やツノで抜きやすい。

ペグがきれいな円形だと土の中で回転しやすく抜けやすくなります。そのへんを計算してエリッゼステークは楕円形。土の中で回転しないので抜けづらいです。硬めのフィールドだったら抜くのが大変なときもあります。

そうなると撤収の時、苦労するのでは?と思いますが、そこでもアルティメットハンマーが活躍してくれます。

ツノをペグの穴に入れ回転させれば土が広がって抜けやすくなります。

よく考えられた設計です。

本当に使いやすいですよ。

これまではすこし硬い地面のサイトでは目一杯の力でハンマーを振り下ろしていました。それがアルティメットハンマーにしてからは、握りやすい柄とバランスの良いヘッドの重さでペグの打ち込みが楽しくなりました。

サクサク入る感覚が病みつきになりそう。

そして何より、ペグを抜く作業がすごく楽!ペグの位置を直したいときも面倒だなっていう思いがなくなりました。

叩くのが楽しい、抜くのも楽。

本当に買ってよかった1本です。

 

真鍮とステンレスの比較

それでは真鍮ヘッドとステンレスヘッドを比較してみます。

2018年の秋、キャンプを始めたばかりのときに一度兄家族とグルキャンしてアルティメットハンマーを使わせてもらい、購入を決めました。これは前述のとおりです。

そして、約1年後10回程使用した僕の真鍮ヘッドを見た兄が、

やっぱ真鍮は変形するんだな。
マルト
たしかにね
ステンレスはそうでもないぞ、3年使ってこれだから

とステンレスの強靭さをアピールされました。

左:1年目の真鍮ヘッド
右:3年目のステンレスヘッド

本体はカチオン塗装で同じものです。ステンレスヘッド側にはパラコードが巻かれていますが同じ商品に間違いありません。

 

参考

1年目の真鍮ヘッドは10回のキャンプで使用した後ですが、3年目のステンレスヘッドはキャンプ回数は不明です。柄のグリップ部とカチオン塗装の使用感から倍以上は使われていると思われます。


明らかにステンレスヘッドの変形が少ない


斜めにカットされた角の形が未だに残ってる。


ステンレス強し。

これを見るとステンレスは多少跡はつくものの変形までとはいかない様です。

 

真鍮ヘッドを10回・20回使った後の変形具合

それでは最後に真鍮ヘッドを10回使用した状態と20回使用した状態をご覧ください。

10回のキャンプでの使用状態は先程の写真です。


ピントが地面なのはご勘弁ください。

そして20回キャンプに使用した後の状態はこちら


下の方で叩く癖があるようです。

だいぶ変形してきました。


いい味が出てきたのではないでしょうか。

変化自体も楽しめますね。


先日のキャンプ場、地面硬すぎて欠けた。

ヘッドの端で力強く叩きすぎるとこうなります。

 

ヘッドは換えも購入できますよ。

 

真鍮ヘッドとステンレスヘッド
それぞれこんな人におすすめ!

村の鍛冶屋さんのペグハンマー「アルティメットハンマー」を紹介させていただきました。

真鍮ヘッドとステンレスヘッドどちらかで迷っている方の参考になったでしょうか。

真鍮ヘッドは打ち込み時に若干柔らかい感触です。使用を続けるとペグを叩いた跡は付きますし全体的に変形もしてきます。酸化皮膜で徐々に黒ずんでくるのも特徴なんです。

ということで、真鍮ヘッドはその変化自体を楽しむことができる人におすすめ。より味が出た自分色のアルティメットハンマーを育てましょう。

ステンレスヘッドは丈夫です。だからと言って叩いた跡が出ないわけではありません。錆びにくく真鍮の様な変形をしないのが特徴です。

ということで、ステンレスヘッドはいつまでもきれいに長く使いたい人におすすめ。

値段はどちらも同じです。

特徴を理解し自分に合った一本を選択しましょう。

それでは今回はこのへんで。

では!

-キャンプギア