初めての雪中キャンプを終えレベルアップしたと思い込んでるマルト(@marutopapa)です。
2019年12月下旬。赤平市のエルム高原家族旅行村へ行ってきました。
11月にポロトで初のソロキャンを経験し、今度は初の雪中キャンプです!
初ソロより不安が大きい。。。
寒さは大丈夫か?
テントはタラスブルバで大丈夫か?
ペグは効くのか?
スコップはどうする?
この記事では家族旅行村での1泊2日の様子と初雪中キャンプで感じたことをつらつら書いていきたいと思います。
1日目
エルム高原へ出発
やっぱりソロだと荷物は少ない。
積み込み方法も深く考えずにポンポン行ける。今回はアルパカストーブが味方につきました。一酸化炭素とか不安ではあるものの換気を十分行えば大丈夫でしょう。
それと写真で一際目立つのがオレゴニアンキャンパーのポップアップトラッシュボックス。
ゴミ箱として使おうと思ってますが、ソロだとそんなにゴミが出ないので洋服等の収納ボックスとなりました。結構な容量なのでだいぶ活躍してくれましたよ。
オススメです!
土曜日なので息子を習い事に送ってそのまま10:00に出発。
買い出しは江別にて
エルム高原家族旅行村に行くのは今回が初めて。
いろいろ調べて薪は現地調達できそう。でもそれが書いてあったブログ記事が過去のものだから、今現在販売していないかもしれない。
ということでエルムに電話。万が一のときに買って行ける様に、江別のスーパーに寄って駐車場から問い合わせしました。
500円で販売しているそうです。それとスコップも持っていないので借りれるか聞いたら管理棟のあるからすぐに返してくれればOKとのことです。今回は甘えましょう。次回は折りたたみのスコップでも買います。何かいいのあるかな?
確認が終わったら買い出し。今回は雪中で余裕がなさそうなので簡単に調理ができるものや即席のものにしました。
それでは準備万端。キャンプ場へ向かいます。
12号線の日本一長い直線道路をひた走ること約2時間、13:30頃に到着!
エルム高原家族旅行村キャンプ場にて
迷う
キャンプの受付は温泉の「ゆったり」です。
それは知ってた。でも迷った。
この看板にいろいろな施設が明記され家族旅行村は右矢印。ゆったりは直進矢印ですが、運転しながらだと見落とすかも。
しかもカーナビで家族旅行村を入力してるから右折の指示もあったしね。
で、管理棟に到着。
でもここから温泉に行くにはどの道を行けばいいの?丘の上に温泉らしきものは見えるけど、そこまでの道は?
管理棟で聞こうにも不在の様子。
看板見ます。
なんとなくケビン村の方に行けばいいなという感じで自由広場を右手に直進。除雪があまりされていない道なので埋まらないか心配しながら進み、ケビン村到着。(主要な通路は除雪されていました)
奥に温泉の建物があってホッとしました。
受付で支払いをし薪を購入。
1泊500円で薪500円の合計1,000円。リーズナブルですね。
ソロだとキャンプにかかるお金が少なくて良いです。キャンプに関わる出費についても記事にしたら参考になるかもしれませんね。今度書いてみようと思います。
自作のマップです。最近、各キャンプ場のマップ作り楽しくなってきました。行く前に作りはじめたら予習になりそうだなとか感じる今日このごろです。
キャンプ場の詳細については別記事で紹介しています。この記事は完全に日記ですから、キャンプ場の設備など詳しく知りたい方は次のリンクからどうぞ。
場所選びと設営
温泉からキャンプ場に向かうにはケビン村を通って降りていきます。
するとまずはふれあいの森が右手に見えてきます。
でも多分ここはベテランの巣窟になりそうな予感がしたので避けました。初心者は開けた場所が良きですよ。
炊事場の隣サイトがいいかなと思いましたが、サイトの両端にカッコいいベテランだろうなというキャンパーがいて、その間に入る勇気もなく、、、、
下のトリム広場は雪深いし、、、
自由広場に決定しました。
新雪が10CMくらい積もっていて圧雪層がその下にあります。ペグは効くのか?
とりあえず管理棟まで行ってスコップを借りて除雪。
ペグもかなり心配だったので、調べておきました。
雪が深くて効かない場合は竹ペグなる方法が良いとのこと。竹は無いので木片とロープを準備。木にロープを縛って木を雪に埋める。そして踏み固めロープにガイロープをつなぐ。
でも、エリステ28で完璧に効いた。今年は雪が少ないから難なく地面まで到達してくれました。
相変わらず、このテントは設営に少し手こずる。
それとスカートが無いので自作しようかとも思っていますが、、、
雪を乗せたら十分かなって感じました。
底冷え対策と荷物置き場としてシートを敷きました。
15:15くらいに乾杯。
乾杯した後に場内を見渡したら結構テントが増えていました。全部で15張以上はあったと思います。
しかもみんなベテランキャンパーだろうなという感じ。薪ストーブや軍幕、サーカスTCも多かったかなって思います。
やっぱサーカス使いやすいんでしょうね。欲しい。
焚き火と雪遊び
お腹空いたな~と少しは思いましたが、15:00過ぎてるしお昼用の鍋焼きうどんを食べる気にもならず、じゃがりこをボリボリ食べながら一息。
そんな変わらない。幕内もマイナスって。
でも案外寒く感じないんですよ。風が入って来ないからか。僕が麻痺しているのか?
僕は寒さへの耐性は強いなと改めて感じました。
しばらくビールがうまいなぁとボーッとして、焚き火の準備に入ります。
焚き火に風があたらない様に雪で風防を作ってたら、完全に雪遊びと化していました。結構没頭してた。
いい感じで仕上がった。でもそこまでやる必要はないですね。
しかも辺りはすでに暗いし。16:40です。
晩飯といってもまだまだ中途半端な時間。とりあえず焚き火を楽しんでいました。
アルパカ初稼働と晩飯
17:30
そろそろ飯準備でもします。
その前に今回初導入のアルパカストーブに点火。
アルパカは日本燃焼機器検査協会(JHIA)の厳しい検査基準に合格したということで購入を決めました。本当はフジカハイペットがほしかったのですが、入荷が来年の夏ごろと言われたので今年を乗り切るにはこれしかないとなりました。
未だに注文は混み合っている様ですが、来年の夏になるとか言うことはなさそうです。※今シーズンは売り切れました。次回入荷は9月の予定とのことです。
アルパカの上では一から沸騰させるのに時間がかかりそうです。保温などには良さそう。ゴトク無しで直ならいいかもしれませんがね。
ゆで卵をつくり、鶏手羽元をじっくり20分煮込みます。
グツグツやって完成
レシピはネット検索したらいくらでも出てきます。これは我が家の定番料理。
キャンプでも手軽にできます。なんせ、卵茹でて鶏手羽元いれて煮込むだけ。包丁使う必要ありません。
その後、ウィンナーをボイルしてつまみにしました。
1人の贅沢な時間が過ぎていきます。
ビールは冷たいから温燗いただきます。
ここに来る前の約1週間、仕事でストレス半端なかったのでグイグイ飲んじゃいました。やっぱキャンプは癒やされるなぁと感じましたね。
酔いも手伝って幕内が熱く感じてきました。
13℃あれば快適ですね。ただ1つ注意は一酸化炭素濃度です。
チェッカーを2つ用意して
もう一つのチェッカーはうんともすんとも言わなかったですが、怖いので換気!約1時間おきに入口を開口して空気を入れ替えました。
お腹も満たされたので焚き火再開です。
濡れ雪やんだ隙に、、、 pic.twitter.com/o09JJbOz39
— まると@北海道キャンプ (@marutopapa) December 21, 2019
雪遊びも再開です。雪に穴を掘ってキャンドルランタンをイン。
雰囲気良きです。「小樽の雪あかりの路」的な感じ。
雪も強く降ったりやんだり。細かい雪で濡れ雪の様な感じだったと思います。多分。酔ってたから定かではない。
雪が弱くなったところで写真なども撮りましたが、やっぱ星は見逃した。出ていた時間もあったのですがね。残念。
23:00頃に焚き火を終え、幕内でまた酒。
星空は速攻で隠れた。
ふてくされて「温燗」。
最高。 pic.twitter.com/hDs0IX9Egv— まると@北海道キャンプ (@marutopapa) December 21, 2019
夜ふかし。
呑み干して就寝。
もちろんストーブは消して
幕内1℃ですがシュラフの中は温かい。
おやすみなさい
2日目
寒くてシュラフから出れない
朝ですよ。
寒くてシュラフから出られない。
いつもどおり、5:00に目覚めましたが。二度寝確定。
でも喉が乾いてつらい。それでも飲み物をとるより喉の乾きを我慢してしまう程の寒さ。手の届くところに飲み物置いておくべきですね。
しかも今回は足元が少し寒かった。次はシュラフの中に毛布とか考えようと思います。
7:00起きます。
いくらか積もってますね。
トイレいって、散歩して。
コーヒーと鍋焼きうどん
8:00にようやくコーヒータイム。
そして
朝からこれはキツかった笑
前日の昼に食べる予定だった鍋焼きうどん。天ぷらがもたれる。
雪はこの日も降ったりやんだりを繰り返しましたが、
気持ちの良い朝でした。
撤収と散策
9:00すぎに撤収開始です。
ペグが抜けるか心配でしたが、難なく抜けました。テントもほぼほぼ雪や氷が取れたので良かったです。
それでも45Lのゴミ袋に入れて自宅で干しました。
雪中キャンプでの撤収は心配でしたが、大丈夫でした。車を横付けできたのが良かったのと、雪がそこまで降っていなかったのが助けになったと思います。
それと!
一面雪なので、テントが汚れない。濡れるだけ。ある意味楽かもなぁなんて思いましたよ。
撤収完了。
ストーブを置いていた周りだけ芝が見えてますが、ブルーシート下などは全然雪がとけていませんでした。
次はアスガルドで雪中やってみようかな。
撤収後は天気が良かったので場内を散策しました。
本当に良いところでした。
次は夏に家族でファミキャン楽しみたいです。
滑り台や水遊びもできて息子が喜ぶ顔が目に浮かぶ。
温泉「ゆったり」でゆったり
11:45
温泉「ゆったり」でゆったりします。
割引券をもらえたのでお得に利用できたのですが、ボディタオルを忘れて購入しました。200円以上しました。お得に利用できたと言えないですね。
1人温泉も久しぶり。
いつも息子と入ってカラスの行水だから、この日は楽しみました。
サウナ
何年ぶりか。
きもち良かった。
「ゆったり」できました。
さてと、帰るか。
さいごに
初の雪中キャンプ。
不安が大きかったですが、楽しかった。
寒いは寒い。
でも暖房を用意すると暖かくていいです。基本、暖房器具の幕内利用は推奨されていません。こまめに換気して一酸化炭素チェッカーなども利用し、安全に配慮することが冬キャンプを楽しむ条件です。
初めての雪中キャンプで偉そうなことは言えませんが、もしこれから冬のキャンプをしようと思っている人は安全面にだけは十分に配慮してほしいなと思います。
それとタラスブルバはベンチレーターの位置が最上部ではないので不安でした。結露もすごくてやっぱり冬には向いていないのでしょうね。それでもなんとか過ごすことができたので天気やコンディションによってはまた使おうと思います。
それにしても、癒やされました。やっぱキャンプは最高です。
ただ、本当に雪深くなってペグが効かないとき、みなさんどうしてるのかが気になる。
それこそ竹ペグとか準備しているのでしょうか?
身近に冬キャンプまで楽しんでいる友達がいるわけではないのですごく悩んでいます。ペグ打てなかったらどうしよう。
ググるかな。
今回はこの辺にしておきます。最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた!
次どこいこうかぁ。2020年も楽しみだ。